D.O.Ca. Rioja リオハ
スペインが誇るワインの名醸地
スペインの北東部に位置するD.O.Ca. Riojaリオハには、600以上のワイナリー、約6万haのブドウ畑があると言われ、名実ともにスペインが世界に誇るワインの名醸地。
ブドウ畑は地域を流れるエブロ川流域の盆地に多くがあり、遠くエブロ川の河口の地中海、北東部の高い山々、北西部のカンタブリア海など、周辺の多様な地形が産むブドウ栽培に適した特有の気候環境で、北西部のリオハ アルタAlta、北部のリオハ アラベサAlavesa、南東部のリオハ オリエンタルOriental、の3地区に分けられます。
リオハを訪ねた際には、数々のワイナリーや美しいブドウ畑とあわせ、地域の中核都市ログローニョLogroñoも見逃せません。
旧市街にあるラウレル通りcalle del Laurelとその周辺は、何軒ものBARバルが軒を連ねる小路で、週末ともなれば、バルを楽しむ人々が通り中に溢れます。
それぞれのバルが各店の特色あるタパスやピンチョスを出していて飲み食べ歩きには最高! そして、さすがはワインの名醸地リオハだけあって、質の高いワインをグラスで出すバルが多いのもワイン好きには堪りません。
【生産者】 Viñedos de Alfaro ビニェードス デ アルファロ
Viñedos de Alfaroビニェードス デ アルファロは、リオハの中でも温暖で、より雨量が少なく乾燥した気候のリオハ オリエンタルにあります。
1974年に創業、1975年に100haの畑にブドウを定植をして以来30年の間、この地の気候を活かし、ガルナッチャ、テンプラニージョ、グラシアーノ、マスエロ、ビウラ種の、優れたブドウ栽培を専業とし、リオハの他地域のワイナリーにブドウを出荷していましたが、その中にはリオハ有数の高名なワイナリーも含まれていました。
しかし2005年に、その品質のよいブドウを用いて自らのワインをつくるべくワイナリーを設立。ワイナリーとしての歴史はまだ浅いものの、100%自社畑で栽培される優れたブドウと、優れた醸造家の手により、とても高品質なワインづくりを行っています。